ブックタイトルEXPANSIONJOINT

概要

EXPANSIONJOINT

EXPANSION JOINT伸縮管継手について空気、水、ガス、蒸気、油などのあらゆる気体、液体を移送するために使用されるパイプライン。このパイプラインは、●外気の温度変化、●移送する流体の温度などによって膨張、収縮がおこったり、●エンジン、タービン、ポンプなど隣接する機器から伝えられる振動、●地震、風、地盤沈下などによるパイプラインの移動、破損が考えられます。これらの種々の原因によって発生する危険を予防し、事故を防止するために、高性能な吸収装置をパイプラインに設ける必要があります。淀川螺旋管製作所の伸縮管継手は、パイプラインを上記のような外的要因から確実に守ります。伸縮管継手の構造主要部品1べローズ（図面4）4タイロッドボルト（図面6）伸縮管継手のもっとも重要な部分で、高品質のステンレス鋼板圧縮荷重を軸心に作用させるもので、伸縮管継手の主要部分をから円筒状にベンディング加工を行って突合せ部をアルゴン溶接し、溶接後、液圧及びロール機構によって成形加工を行っています。加工後、熱処理、酸洗いなどを行って、内部応力を完全に除去し、安定したオーステナイト組織となっています。保護し、復式の場合は中間円筒部を支持して自重によるたわみを防ぎます。また、ヒンジ型、自由型以外の各種伸縮継手を圧力平衝型として横方向のみに使用する場合は、内圧による推力をタイロッドボルトがカバーします。2コントロールリング（図面5）5セットボルト（図面10）べローズ部を補強すると共に、伸縮動作時、べローズの各部分が伸縮管継手をセットするために取り付けられています。均一に圧縮されるように取り付けられています。パイプラインとの配管完了後は取り外します。温度、圧力に適した材料を使用しています。3内筒（図面8）べローズ内部の凹凸をカバーして、流体の圧力損失、乱流を防止するために取り付けられています。下記の場合は必ず取り付ける必要があります。1 9 3 2 4 5 6 7 8L面間A蒸気用パイプライン6B以下・・・・・流速が管径1inchあたり5m／秒以上のとき6B以上・・・・・流速が管径1inchあたり30m／秒以上B空気用パイプライン6B以下・・・・・流速が管径1inchあたり1.25m／秒以上のときのとき6B以上・・・・・流速が管径1inchあたり7.5m／秒以上のときC高圧ガスパイプラインべローズ部の温度をガス温度よりできるだけ低くしたい場合Dチップなどの固形物を移送する場合に使用するパイプライン10主要部品の材質（使用温度による分類）部品名称12345678910フランジネックフランジリブべローズコントロールリングタイロッドボルトナット内筒パイプセットボルト・ナット温度ー200℃?ー50℃ー50℃?200℃200℃?350℃350℃?450℃450℃?600℃SUS304SS400,SF45SS400,SF45SS400,SF45CrMo鋼SUS304SS400SS400SS400,SB42BCrMo鋼SUS304SS400SS400SS400,SB42BSUS304LSUS304,SUS316LSUS304,SUS316LSUS304,SUS316LSUS304,SUS316LSUS304L, SUS316LSUS304,AC-7AFC-20,AC-7AFC-20,SC37SS400,SC37S25C,SS400SUS304S25CS25CS25C,SCM3CrMo鋼SUS304S25CS25CS25C,SCM3SUS304LSUS304SUS304,SS400SUS304SUS304LSUS304SGP, SS400, STPG370SGP, SS400, STPG370STPG370, SB42BS25C,SS400S25C,SS400S25C,SS400S25C,SS400S25C,SS4004EXPANSION JOINT※上記の材質は変更することがあります。