ブックタイトルEXPANSIONJOINT

概要

EXPANSIONJOINT

YRM伸縮管継手の品質管理淀川螺旋管製作所では品質の向上製品の均一化のために、作業工程、作業者、機械設備の面で、製品の管理方法を定め、徹底した品質検査による管理体制が確立されています。品質管理のための検査1製造検査1-1材料検査耐圧部材料はJIS規格品または、これと同等以上のものを使用して、外観検査、寸法検査によって材料検査を行います。べローズ材料は購入時に材料メーカーの材料試験成績表によって品質の確認検査を行っています。1-2外観検査外観検査は、目視によって行います。特にべローズの外観形状、溶接部に機械加工面等の欠陥の有無を検査します。また、伸縮管継手の形式によっては、組立完了後はべローズ部の目視ができないものがあるので、中間製造工程において十分な外観検査を行います。1-3寸法検査図示寸法と照合して行います。1-4溶接検査溶接部に放射線透過検査（JIS Z3104に基づく）及び、浸透探傷検査を行います。1-5熱処理検査べローズ成形後の熱処理検査は、温度記録線図によって検査を行います。2耐圧漏れ検査耐圧検査は使用圧力の1.5倍の水圧力を加えて、15分間以上保持し、異常変形および破壊漏れの有無の検査を行います。1製造検査耐圧検査後、使用圧力の1.1倍の空圧力を加えて漏れの有無を検査します。特殊仕様の場合、（大口径べローズで高圧力等）の試験圧力は協議によって定められます。3作動検査大気圧において、荷重を加えて規定の変異量まで変位させ、荷重の大きさ、異常変形および破壊の有無を検査します。4検査の省略当社では、放射線透過検査、透過探傷検査及び作動検査は省略しております。一般には、12製造検の査1-1 1-2 1-3と、1-5耐圧漏れ検査を十分に行えば、伸縮管継手の品質は問題ありません。5提出書類（成績表）要求により下記書類を提出させていただきます。1材料検査成績表2外観・寸法検査成績表3耐圧・漏れ検査成績表4放射線透過検査成績表5浸透探傷検査成績表6作動検査成績表7熱処理温度記録線図EXPANSION JOINT 5